Ending OK!

懐中電灯が好きなんです

Fenix HL40R

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Features
◎Cree XP-L HI V2 white LED, with lifespan of 50,000 hours
◎Built-in 2000mAh Li-polymer battery
◎68mm Length x 54mm Width x 42mm Height
◎130 grams (including headband)
◎Dual switches for fast and convenient operation
◎Micro USB port, 5V/1A charging
◎4 battery level indicators for remaining battery level checking
◎Overheat protection protects from high surface temperature
◎Digitally regulated step-down output maintains constant brightness
◎Made of quality plastics and aluminum
メーカーサイトより)

久々にライトを紹介。Fenixのヘッドライトである。
本品はFenixの日本公式Twitterのキャンペーンで当たったもの。今回はお礼と宣伝を兼ねてレビューしていく。余談だが、発送は中国からではなく楽天でいつも利用しているあの店だった。公式代理店なので依頼して送っているのだろう。

特徴はUSB充電式であること、そしてフォーカス機能がついていること。USB式としては比較的容量が大きめの2000mAhのバッテリーを持つ。フォーカス機能は筐体が薄いので集光が難しいように見えるが、実際どうなるか。

f:id:porcellioscaber:20180113213807j:plain前面とレンズ周辺が金属製、本体の青い部分は樹脂製。レンズを左に回すと拡散、右に回すと集光する。勝手に焦点がずれないようにするためか、レンズの回転は重め。ライト本体を持ったまま操作するのがベター。

f:id:porcellioscaber:20180113213736j:plain拡散時。XP-L HIが見える

f:id:porcellioscaber:20180113213728j:plainスポット時。LED素子が見えにくくなった

LEDはXP-L HI。光の直進性に優れたLEDで、スポットの強いライトに使われることが多い。発光効率自体は普通のXP-Lに劣るが、直進性のためにリフレクターやレンズによるロスを減らすことができる。

f:id:porcellioscaber:20180113213817j:plainスイッチが本体上部に2つついている。右側の大きなスイッチがメインで、左の小さなサブスイッチは特殊機能に割り当てられている。

右のスイッチを長押しすると点灯。長押しでモード切替できる。モードはEco(30lm)-Low(70)-Med(130)-Hi(300)-Eco…と変わる。消灯後もモードが記憶される。1.2秒の長押しでバーストモード(600lm)が起動。
サブスイッチを押して電源を入れることも可能。サブスイッチの場合、Readingモード(2lm)が起動。もう一度押すとSOSに切り替わり、それ以降はSOS-Reading-SOS…と切り替わる。こちらはモード記憶はされない。メインスイッチによる点灯後にサブスイッチを押した場合、同様にReading-SOS-Reading…と切り替わる。また、消灯中にサブスイッチを押すと電池残量を確認できる。本体上部の4つのLEDが20%刻みで教えてくれる。

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バーストモードは1分限定のモードで、1分後にはHighに切り替わる。そのため、このライトの出力は最大600lmとなっているが、恒常的に使えるのは300lmまで。ちょっと残念に感じるかもしれないが、2000mAhの電池容量と筐体の放熱能力を考慮すれば理に適った調整ではないかと思う。

f:id:porcellioscaber:20180113213208j:plainパッケージ裏にはランタイムグラフの記載がある。これを見ると、最大出力を消灯ギリギリまで維持するタイプのライトではないことがわかる。電池容量が減ってくると、順次高出力モードの光量が下がっていく。パワー重視であれば歓迎されないが、実用面を考えれば優れた出力調整だろう。使用中に急に消灯したり、実用圏外の明るさになるリスクを回避できる。300lmのHighモードは30分かけて270lm程に低下、その後同じ出力を150分維持できるようだ。

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f:id:porcellioscaber:20180117235016j:plain側面から。60~70度曲がる

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f:id:porcellioscaber:20180117231104j:plain裏面に充電用のmicroUSB端子がある。充電入力は5V1Aとなっているが、1.8Aまで給電できる充電器を使うと1.15A程度で充電されていた。

f:id:porcellioscaber:20180120223829j:plain充電中はバッテリーインジケーターが点灯。

次は実際に照射して、フォーカスの効き具合を検証する。
比較対象:
・Fenix HL40R(本品、Max600lm)充電式2000mAh
・Fenix HL20(Max105lm)単3*1
・NiteCore NU10CRI(Max115lm)充電式900mAh
・Acebeam H20(Max1000lm)18650*1
同じくらいの明るさのヘッドライトがなかった点はご了承。特に表記がない場合はすべて最大出力で撮影。

まず1.5mの距離から。

f:id:porcellioscaber:20180117222033j:plainHL40R(Hi、300lm)最スポット時

f:id:porcellioscaber:20180117222023j:plainHL40R(Hi、300lm)最ワイド時
こう見ると、しっかりとフォーカス機能が働いているのがわかる。スポット時は眩しく感じるほど集光し、照射範囲は狭まっている。ワイド時は二重丸のような照射パターンで、やや明るい中心部と暗めの周辺光を持つ。スポット時には光が当たっていなかった部分にも広がっている。レンズ集光のため多少のムラはあるが、この手のライトにしては綺麗な方だろう。

f:id:porcellioscaber:20180117222504j:plainHL40R(Turbo、600lm)最スポット時

f:id:porcellioscaber:20180117222512j:plainHL40R(Turbo、600lm)最ワイド時
1分間限定のターボを使うとさらに明るくなる。ワイドの時に最も大きな恩恵を得られると思う。

f:id:porcellioscaber:20180117222147j:plainNitecore NU10 CRI(115lm)

f:id:porcellioscaber:20180117222052j:plainFenix HL20(105lm)

f:id:porcellioscaber:20180117222108j:plainFenix HL20(105lm、ディフューザー使用時)
この辺りは明るさがかなり異なっており、単純な比較は難しい。NU10は、ワイド時のHL40Rと同じくらいの照射範囲。広く均一に照らす、ヘッドライトとして使いやすい配光。
HL20はリフレクター集光のため、中心一点に光が集まり、周囲に弱い周辺光が広がる。だからといってディフューザーをつけるとロスが大きく、かなり暗くなってしまう。HL40Rは自ら焦点調節が可能なのでロスが少ない。

f:id:porcellioscaber:20180117222225j:plainAcebeam H20(1000lm)

f:id:porcellioscaber:20180117222230j:plainAcebeam H20(200lm)
H20との比較。HL40Rと同じく、H20もXP-L HIを搭載するが、非常に浅いリフレクターを使っているのが特徴。そのため、直進性の強いLEDを持っているにもかかわらず、照射範囲がカメラに収まらないほどに広い拡散光を放つ。1000lmのためHL40Rに比べると随分明るいが、中心の明るさは控えめ。近距離特化のヘッドライトであるため、中心の明るさがもう少し欲しい場面が出てくるかもしれない。HL40Rは光量で劣るが、中心の明るさでは勝る。

欠点はUSB充電式のために非常時・外出時の電源調達が難しいこと、そして内蔵電池が交換できないこと。乾電池が使えないため、外出時や非常時に電池が切れると使えなくなってしまう。もっとも、この欠点はUSB式すべてに当てはまるものであり、この機種に限った話ではない。普段使いには困らないだろう。

全体的に高レベルでまとまっており、汎用性に優れたライト。驚くような明るさはないが、十分な出力を長時間維持でき、実用的。フォーカス機能も優秀で、普段はワイドで手元を照らしつつ、必要に応じてスポットで遠くを照らすような臨機応変な運用ができる。傑出した部分はないが、場面を選ばずこれ1つで済んでしまう汎用性がHL40Rの強み。カバー範囲が広いため、通常ヘッドライトを1つしか持たない一般人に対して特におすすめしたいライト。

RYZEN機でRise of the Tomb Raider

6コア12スレッド、メモリ16GB、HDD3TBの環境になったメインPC。最近はその性能を活かしてゲームをすることが増えました。DOOM(2016)のフルHD最高画質も快適に動く環境でしたが、ここに来て重いゲームに手を出す。
トゥームレイダーシリーズをやるのは本作が初めて。正直なところ、原作が映画なのかゲームなのかも知らなかった。Steamのウィンターセールでお安くなっていたので、この機会にということで買ってみた次第。

画質設定は高画質で。調べてみればわかりますが、最高画質はかなり重い。フルHDでもGTX1070以上が必要になると思います。VRAM使用量がなんと7~8GBになるらしい。4GBモデルのRX470でも最初は動かないことはないですが、あっという間にメモリが一杯になってfpsが10くらいになります。そもそもGPUコアの性能が足りていないので8GBモデルを買ったとしても無理です。
このゲームはNVIDIAに最適化されているためか、OCモデルのRX570(コア1300MHz-メモリ1750MHz)でやっとGTX970と互角。DX12はRadeonが強かったはずですが、あまり伸びていません。1060とは10fps以上の差をつけられています。

www.tomshardware.com
なので、RX470なら最初から高画質目標で設定すべき。高画質なら、GPUのメモリ使用量は2.5~3GBほどに落ち着く。十分な画質を維持したまま負荷はかなりマイルドになるし、最高設定でなくても十分綺麗。よく見れば最高画質との差ははっきりわかるが、操作に夢中になっている時にそこまで細かい所見る余裕ないし……。

結論を言えば、RX470でも高画質なら快適にプレイ可能。設定は以下の通り↓

f:id:porcellioscaber:20180116210830j:plain使用している設定。SMAAは重くなるがその分綺麗

f:id:porcellioscaber:20180116210831j:plain高設定にしつつ異方性フィルタリングを4X→8Xに変更

f:id:porcellioscaber:20180116210832j:plain個人的には不要と思ったブラー系とフィルムグレインをオフ

f:id:porcellioscaber:20180116210833j:plainコアクロック1325MHz-メモリクロック1750MHz時(上の設定+垂直同期オフの状態)


高画質に下げれば基本的には60fpsが維持できるが、マップによっては50fps程度まで落ちることがある。ちなみに1325MHzにOCしてこの状態なので、ある程度の割り切りが必要。

f:id:porcellioscaber:20180116210824j:plainこの辺は重いので51fps

f:id:porcellioscaber:20180116210825j:plain57fps

CPUの負荷は30%程度(MSI aterburner読み)。6C12Tを効率的に使っているかは分からないが、さすがに余裕がある。一方で、メインメモリの消費量はなかなか多い。高画質設定でも7GB前後の使用量で推移していた。メインメモリは16GBほしい。

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f:id:porcellioscaber:20180116210827j:plain

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f:id:porcellioscaber:20180116210829j:plainスクリーンショットなので劣化していますが実際はもっと綺麗です

コンピュータの負荷の話ばかりしてきましたが、ゲーム自体はとても面白いです。内容としては、主人公が宝を探しながら敵を倒しつつ冒険するTPS。即死要素が多めですが、幸い死亡してもチェックポイントから再開でき、ペナルティがないので気軽にコンティニューできます。やられても安心なので、アクションゲームが下手な自分にも楽しめる難易度です(進行度36%時点)。マップに散らばっているアイテムを集めて武器を手に入れたり、強化したりして主人公が強くなっていく。自分がやったことのあるゲームの中ではゼルダの伝説時のオカリナ)にちょっと似ているかもしれません。雰囲気もアクション性も全然違いますが、謎解き+アクション+探索要素があるところが近いかも。しばらく楽しめそうです。

現在の構成
【CPU】 Ryzen 5 1600@3.8GHz・1.25V
【CPUクーラー】 zac-freezer13
【メモリ】 TED416GM2133C15DC01 16GB@DDR4-2666 16-16-16-35
マザーボード】 ASRock AB350M Pro4
GPU】 HIS IceQ X2 Turbo RX470(1256→1325MHzにOC、0.018Vオフセット)
【電源】KRPW-AK650W/88+
SSDSanDisk SDSSDHP128G
【HDD】 Seagate ST3000DM008
光学ドライブ】 TS-H653T
【ケース】 IN WIN G7
【OS】 Windows10 Home

f:id:porcellioscaber:20180116214716j:plainRX470のオーバークロック設定。1325MHzにしたのはRX570 Nitro+と同じ周波数にするためです。IceQ X2 Turboは6ピン*1のボードですが、電圧を少し下げつつOCすることでなんとか150Wの範囲でOCしています。
温度が心配になる所ですが、高負荷でも70℃前後なのでOKです。

メインPCの電源こわれる

メインのRYZEN機に移植したFSP RA-650が壊れてしまいました。買ってから3年程度だと思います。
動かないわけではないものの、3DMarkやOCCTなど、GPUに高い負荷がかかったタイミングでPCがシャットダウンしてしまうように。年末までは正常でしたが、2018年になって急に発生。OCしたRX470の動作テストをしていると、今まで動いていた1320MHzで強制終了するようになっていました。GPUの耐性が下がったのでは、と思い定格に戻すも、症状は改善せず。グラフィックボードか電源が壊れているな、と考えて電源を購入。使用年数的に怪しかったので。

電源はKRPW-AK650W/88+を選択。RA-650と同じく、余裕をもって650W・80plus銀にしました。それで3DMarkを動かすと症状はあっさり改善。劣化により電源の出力が弱くなっていたようです。

f:id:porcellioscaber:20180112211918j:plain多少裏配線してみたがやっぱり見た目はよくない中身

ケースはずっとMicroATXのIW-EM002を使っていましたが、そこそこ熱の出るパーツが増えてきたのでついでに交換することにしました。実家用サブPCと同じIN WIN G7を選択。さらに、RX470の横に冷却ファンを追加。これだけで高負荷の温度が10℃程度ダウン。

f:id:porcellioscaber:20180112211926j:plainフィルター代わりのキッチンペーパー+GPU冷却用のサイドファン
→効果がなかったので後日撤去しました。

見た目はみすぼらしいですが、機能がよければ自分はOKです。



メインPCのHDD交換 ST500DM002→ST3000DM008

f:id:porcellioscaber:20171121195515j:plainメインPCのHDDを交換しました。最近はSteamを利用するようになり、HDDの容量が圧迫されるように。以前は500GBで余っていたのが、RX470導入を機に購入したDOOM(2016年版)だけでも約80GB食うようになり、あっという間に残り100GB前後になってしまった。余裕がないので買い換えを決定しました。
1TBでも足りそうではありますが、容量単価を重視しつつ余裕をもって3TBに。7300円あまりで買えるとは驚きでした。知らぬ間に少しずつ安くなっていた。

Minitool Partition Wizardを使って旧HDDのパーティションごとコピーし、新HDDに移植。その後ドライブレターを変更して完了。のはずが…
実はドライブレターの変更時にやらかしてしまい、コピー→一度シャットダウン→旧HDD取り外し→ドライブレター変更、と進めようとしたところトラブル発生。旧HDDを外したことでHDD用のドライブレターがDVDドライブに奪われてしまい、一部のプログラムをOSが見失ったことでスタートアップで固まるようになってしまった。結局セーフモードで起動し、diskpartからドライブレター変更で復活。diskpartを使った理由はコントロールパネル→管理ツール→記憶域と操作しようとしたら記憶域ツールが起動しなかったため。
というわけで、ドライブレターの変更は新旧のHDDを両方接続した状態でやりましょう。

手間が増えましたが、乗り換え後は快適です。まだ2.3TB空いています。

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どうやって使い切ろうか

ST500DM002はサブPCに回しました。狂気の旧式HDD160GB*2のRAID0環境を廃止し、サブPCは速度向上・容量増加・消費電力低下を成し遂げました。信頼性もUP。

Xperia Z3 compact 修理に旅立つ

porcellioscaber.hatenablog.comタッチパネルの上部が反応しなくなってきたXperia Z3 compactくんですが、ドコモショップに持っていくと「他に問題がなければ無償修理可能」ということで預けてきました。現在は解約済みのためぶっきらぼうな対応をされないか心配でしたが、終始丁寧に対応してくれました。噂通り向こうが不具合と認めていて、契約の有無にかかわらず無償修理になるようです。
現在は契約していない旨を伝えつつ、「SO-02Gのタッチパネルが反応しなくなった」と言えば相手はすぐにわかってくれました。その場で水濡れチェックが行われ、問題なかったのでそのまま引き取ってもらいました。さすがは防水機能付き、何度か風呂で使ったり飲み物をこぼしたりしましたが無事でした。

正直なところ戻ってきても出番はもうありませんが、必要ないならないで売却も可能なので修理に出した次第です。
それにしてもVivotab note8といいZ3 compactといい、なんと持病持ちの端末が多いことか……。ZenFone4 Proには無事であってほしいものです。値段もかなり高いし。

追記:約10日後。無償修理で帰ってきました。

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f:id:porcellioscaber:20171206181606j:plain両面に購入時と同じようにフィルムが貼られていました。修理内容はメインパネル、リアパネル、気づかぬ間に破損していたUIMカードスロット……などなど。IMEIも別物になっているので、要するに新品交換とみていいでしょう。側面にあった傷もなく、ピカピカの筐体が送られてきました。

その後程なくして13000円ほどで売却。Zenfone 4 Pro代の一部になりました。今までありがとう。

ASUS ZenFone 4 Pro② 3週間ほど使った感想

f:id:porcellioscaber:20171119001316j:plainZenFone4Proを買ってから3週間ほど経ちました。使っていて思ったことや気づいたことをちょっとだけ書いておきます。

性能面はやはり申し分ないです。動作で固まることがなく、常にスムーズに動いています。メモリの空きも2.5GB以上は確保できているので、ブラウジングしつつ複数のアプリを開いてもまだ余裕があります。

電池について。容量が3600mAhあるので持ちはいいです。現在はフル充電を避け、60%前後までの充電に留めることで電池の劣化を防いでいます。バッテリーの充電と取り扱いに関するヒント | サポート 公式 | ASUS 日本
高速充電が可能ですが、難点が1つ。高速充電してくれるのは付属のACアダプタのみで、他のアダプタを使うと0.9A充電になってしまう。例え他のアダプタが2Aまでの充電に対応していても、なぜか0.9Aしか流してくれない。これは結構不便で、例えばモバイルバッテリーからの充電で難儀する。普段は18650*1を使用するThruniteのC2をモバイルバッテリーに使っているが、1.5A程度流せるのに0.9Aでしか充電してくれないので時間がかかる。買ってみて分かったが少々頭が痛いポイントである。
一方で、AnkerのPowerCore 20100mAhでは1.8Aで充電できた。ものによっては1A以上の充電ができるが、やはり機器を選ぶという点は注意が必要。

カメラに関しては、Z3Cよりは多少きれいに感じる。まだ活かす機会がありませんが、光学2倍ズームがあるのは便利そうです。f:id:porcellioscaber:20171119001458j:plainLUMINTOP IYP365Tiを撮影してみる
設定がとにかく豊富で、純正アプリで操作をProモードに切り替えるとシャッタースピード色温度、露出などの手動設定が可能。f:id:porcellioscaber:20171119003215j:plain右下の「Pro」ボタンを押すと…f:id:porcellioscaber:20171119003216j:plain詳細設定が可能になるf:id:porcellioscaber:20171119003217j:plainホワイトバランスを250K刻みで調節可能f:id:porcellioscaber:20171119003219j:plainライトの撮影に使えそうなシャッタースピード調整
携帯電話のカメラとしては厳密な設定ができるのでライトの照射比較にも使えるかも?機能豊富できれいに写ります。
一方で、どういうわけか外で撮影するとちょっと画質が良くないような気がする。普通は外で撮る方がISO感度が下がってきれいになるはずですが、外で撮ると細部がぼやけているように見えました。気のせいの可能性も高いけど。
11/6にカメラ性能が改善するアップデートが来ました。適用してさらに様子見中です。f:id:porcellioscaber:20171119005322j:plain
3週間経ちましたが、ZenFone4 Proは全体的に無難で優秀な端末である一方で、その「無難」であるところが同時に欠点であるとも感じます。最初から思っていましたが、やはりコストパフォーマンスは悪いです。

まず、実勢価格95000円は高すぎます。これが7万円台なら許容できるのですが、最上位機種であれば何か他社と異なる差別化要素がほしい所です。処理性能、筐体の美しさ、カメラ性能などは上位機種らしく優れてはいますが、他社の最上位機種と比べて何か傑出したところはあるか?と言われると難しいと思います。

自慢の性能も普段使いであれば下位機種のZenFone4でも持て余すレベルです。835の性能は素晴らしいですが、重い3Dゲームでなければ660でも事足ります。660はミドルレンジでありながら、前世代のハイエンドである820に匹敵するCPU性能と、810と820の中間程度に匹敵するGPU性能を持ちます。そのためにミドルレンジが優秀すぎてハイエンドが霞んでいるように感じます。

霞んでいるのは処理能力の面だけではなく、他のスペックに関しても同様です。他にZenFone4と違う点はゴリラガラスのグレード(3 or 5)、カメラのレンズ(2倍ズームの有無)、ディスプレイ(液晶or有機EL)、内部ストレージのサイズ(64 or 128GB)、バッテリー容量(3300 or 3600)などですが、4万円上乗せするほど4より優れているのか?と言われるとそうではないと思います。最上位機種のコスパが悪いのは世の常ですが、4Proでは特に顕著だと感じています。

他のレビューサイトでも「価格が高い」「差別化要素が薄い」と言われていますが、実際その通りだと思います。価格が7万円前半~であったなら評価も大きく変わるかもしれません。
裏を返すと不具合などはなく、値段以外は弱点がない機種とも言えます。コストパフォーマンスが悪いので人には勧めませんが、完成度の高さは最上位機種に見合ったものを持っています。

ASUS Zenfone 4 Pro

f:id:porcellioscaber:20171106204241j:plainASUSSIMフリースマートフォンです。iijmioから販売開始早々に注文しました。一括の場合79800円(税抜)ですが、24回払いの場合は3350*24=80400で、利息はトータル500円なので比較的安くできます。最上位機種のため定価は9万5千円程度とかなり高いですが、iijmio経由だとちょっと安いです(安い買い物とは言ってない)


Xperiaが壊れたからこれを買ったのかというと、実はそうではありません。Z3Cも今や3年以上前の機種。メモリ2GB・容量16GBでは心許なく、Snapdragon801もすっかり旧式化し、600番台のミドルレンジに抜かされるようになってきました。 2年経ったしいっそのこと最上位機種でも買うか、という気分になったので乗り換えを決定。買い換えるならSnapdragon835搭載機種がいいなぁということで835が載った機種を探しました。
その途中で、Vivotabで縁があったASUSに目が留まる。正直Proじゃない4でも性能は十分そうでしたが、妥協すると上位機種にしなかったことに後悔する姿が見えたので今回はProにしました。
iPhone4S→SH-02F→SO-02Gと小型端末で来てなぜ急に5.5インチだと思われそうですが、近年は端末大型化の流れが続いているのでそれに屈する形になりました。しかも、SIMフリーとなれば小型機種は(たぶん)存在しません。キャリアの携帯でさえXperiaAQUOSが細々やっている程度です。小型という条件を捨てることで選択肢が広がる、というよりも選択肢がそもそもありませんでした。この機会に大画面のメリットを体感してみようという思いも強いです。

前述の通り、Xperiaが壊れたので買い替えたわけではありません。Xperiaが壊れたのは偶然でした。
注文後、到着の1日前に不具合が発覚。Gmailのメール削除ボタンが効かないことを不審に思っていたところ、それが有名なタッチ切れの症状そのものであることに気づきました。まるでXperiaが新しい携帯に嫉妬するような振る舞いでした。

前置きはこれくらいにして、早速箱を開けてみます。f:id:porcellioscaber:20171102102324j:plainボケてますが
箱を開けると、右側に本体が固定されています。真ん中の白いものはTPUケースです。これが意外な優れもので、厚手で作りもしっかりしています。付属品にケースがついていることは知っていましたが、予想以上に出来がよく、社外品ケースを買うまでのつなぎにするつもりでしたがこれだけで済んでしまいそうです。逆に半端な社外品を買う気が失せてしまいました。
左側にはさらに箱があり、中にはSIM装着部を開ける金具やイヤホン、説明書が入っています。Vivotab note8の箱をちょっと豪華にしたような印象でした。

本体の外観を見てみます。まず気になったのはサイズ。f:id:porcellioscaber:20171102102539j:plain左からZ3C(4.6インチ)、axon mini(5.2インチ)、ZenFone4Pro(5.5インチ)

5.5インチが実際にどれだけ大きいか比べてみました。6以降のiPhoneがでかいと文句を言っていた自分が大型端末を使うようになるとは……。
まず、長さがあるなぁというのが第一印象。手首から重心が遠ざかるので重量UP(+46g!!!)が余計に大きく感じられます。axon miniを買った時はサイズの割に軽いなぁと思いましたが、こちらはでかい、重い!というのが最初に感じたことでした。f:id:porcellioscaber:20171102102638j:plainでかい
手からはみ出す部分が大きく、片手で持つのは諦めるしかないなぁと改めて感じます。指が短めなのでなおさらです。横幅は思っていたよりは大きくなかったのですが、それでも1cmUP。片手でも反対に指が届く……。とはいきません。サイズ以前にこの重量では手首に悪そうです。
悪く言ってしまいましたが、大画面にはもちろん目が疲れにくい・臨場感が出るなどのメリットがあります。やはり画面の見やすさは遥かに上です。解像度もHDからフルHDになりました。流行りの高解像度ではないですが、むしろ私にとっては好印象です。解像度が上がるとCPU・GPU負荷も上がるため、余程画質を求めるのでなければこれくらいがベストだと思います。


次に本体のデザインについてですが、見た目はどことなくiPhone(6以降)に似ているように感じます。曲面ガラスを使った前方部分や、下部のスピーカー辺りの意匠が似ているなぁと。f:id:porcellioscaber:20171107235342j:plainiPhonef:id:porcellioscaber:20171107235407j:plain本体下部。左からイヤホン端子、USB(TYPE-C)、6つ穴のスピーカーf:id:porcellioscaber:20171107235240j:plainツルツルの裏面f:id:porcellioscaber:20171107234813j:plainデュアルカメラ。片方は光学2倍ズーム

f:id:porcellioscaber:20171107235152j:plainSIM・SDのスロット側

f:id:porcellioscaber:20171107235131j:plain上部

f:id:porcellioscaber:20171107235119j:plainスイッチ側

側面は金属、表面はガラス張りでひんやりしており、値段が高いだけあって高級感があります。滑りやすいですが、ケースをつければOKです。高級感は味わえませんが持ちやすくなります。
歴代のAndroid機はスクリーンの一部がキーになっていましたが、本機ではホーム・戻る・アプリケーション切替ボタンがハードウェアとして実装されています。画面を広く使えるのでいい感じです。ホームボタンは指紋認証機能も搭載しているので、登録しておけばパスワードを入れずにロックを解除できて便利です。
大きいだけあり、3600mAhのバッテリーを積んでいます。容量が大きく充電時間が伸びそうですが、Z3Cより充電が速い!付属のACアダプタを使うと最大9V2Aで充電できます。手元の電流計で測定すると9.1V1.8A出ていました。これは速いはずです。

f:id:porcellioscaber:20171106194333j:plainZ3Cは5V1.8Aでした


やはり目玉は性能。Snapdragon835に加え、Z3Cの3倍にあたる6GBのメモリを搭載しています。ストレージは128GBもあります。128GBといえば自分の自作機のSSDと同じくらいです。以前の16GBでは余裕がなく、最低限必要なアプリだけを入れても残り5GB程しか空きがなかったのですが、128GBでは持て余し、ゲームを入れてみても残り100GB。microSDいらなくね?とも思ってしまいます。
普段は常駐しているアプリが多いのかAndroid7.1.1が重いのかわかりませんが、メモリを平均で3.1GB食っています。Z3Cで同じようなアプリを入れていたときは1.2GB程度だったのでかなり使用量が増えていますが、6GBあるので問題はありません。友人が楽しそうにやっていたスマホゲームをaxon miniで遊んでいた頃は操作は可能なもののカクつきがひどく、シーンによっては紙芝居でも見ているような状態でしたが、乗り換え後は非常に快適です。今までコマ落ちで見えなかった部分が見えるようになりました。

歴代機とベンチマークで比較してみました。まずはantutu(6.2.7)で比べてみます。最初はZ3 compactから。

f:id:porcellioscaber:20171108211636p:plain62028点(Android6.0.1)

続いてAxon mini。

f:id:porcellioscaber:20171108211634j:plainミドルレンジらしく物足りない38436点(Android5.1.1)

そしてZenfone 4 Proでは…

f:id:porcellioscaber:20171108211632j:plain(Android7.1.1)

圧倒的に高い176076点!Z3Cの3倍近いスコアになりました。Snapdragon835、素晴らしいです。3D再生パートではaxon mini、Z3Cでは静止画を見ているような状態でしたが、4Proだけはスムーズに再生できていました。

次はGeekbench4(4.2.0)で比較。

f:id:porcellioscaber:20171108211635p:plainZ3C 999-2761(シングル・マルチ)実用上は十分なライン

f:id:porcellioscaber:20171108211633j:plainaxon mini 646-2035 こりゃもっさりするわ、と納得のスコア

f:id:porcellioscaber:20171108211631j:plainZenfone4Pro 1902-6522

Axon mini「こいつシングルコアでもいいんじゃないかな」
体感でも性能を持て余している感じはするのですが、数値で見るとここまで違うとは…


特別なギミックは搭載されていないものの、全体的に無難で高水準にまとまった端末だなぁというのが感想です。もう少し軽かったら最高ですが、満足度は高いです。これまで特に不具合らしきものは見つかっていませんが、しばらく使ってみてあら探しの旅に出ます。