Ending OK!

懐中電灯が好きなんです

メインPCをRYZEN 5 1600で置き換える② オーバークロック時の消費電力をみる

porcellioscaber.hatenablog.comRyzen 5 1600で自作が完了しましたが、今度はOC時の電圧と消費電力について簡単に検証していきます。

これまで試したのは、
3.8GHz@1.25V
3.3GHz@0.975V
の2つの設定ですが、3.7GHzと3.6GHzについてもどの辺のVCoreで安定するのか見ていきたいと思います。

・条件について
「安定」の基準は、Prime95の重い設定↓

f:id:porcellioscaber:20170909102158j:plain
が30分~1時間程度通る状態を安定ということにします。

簡易的ながら消費電力も測定。これは安いワットモニターの最大値を読んだもので、しかも四六時中モニターを見ていたわけではないので参考程度にしかなりませんが、傾向を見るには十分だと思います。
メモリ動作はすべて16-16-16-35の2666動作です。


・VCoreを探る
そんなわけで、まず試したのは3.7GHz。3.8よりも倍率を下げるとどこまでVCore・消費電力が下げられるかを見てみます。
結果、1.18VでPrime95を試すと安定、その後1.168VでもOKでした。-0.085V程度と、予想よりも大きく削減できました。
この時の最大消費電力は177Wでした。100MHz下げるだけで20Wの減少。

次に3.6GHz。こちらは1.1Vで安定。-0.068Vの削減に成功しました。
消費電力は163Wとさらに15W近く低下。3.8GHzと比べると既に35W近い差が開いています。実際に数値を見るとこの辺でやめておくのがワットパフォーマンス的にはいいのかもしれません。

最後に3.3GHz動作を再び試してみました。前回は0.975Vまでしか試しませんでしたが、さらに-0.025Vし、0.95Vまで削減できました。
消費電力は最大で140W。削減幅は高クロック帯よりも小さいですが、Prime95をかけてもCPU温度がなかなか上がらないのを見ても非常に高いワットパフォーマンスを持っていることが伺えます。ブーストクロックが低いので定格よりも若干の性能低下(cinebench時-25cb程度)がありますが、ワッパ重視なら3.3GHz固定はいいかもしれません。


・まとめ
そんなわけで、安定する周波数とVCoreは以下のようになりました。f:id:porcellioscaber:20170914234312p:plain
オレンジの線は定格動作での電圧(1.13V)。3.9GHzの値は予想値

定格時は全コア3.4GHz、電圧1.13-1.15Vで動いていました。結構マージンがあるようで、3.6GHz時の動作電圧(1.1V)よりも高くなっていました。3.6GHzまでなら定格以内の電圧でOCができそうです。
3.7GHz以上の領域についてですが、やはり高クロックになるほど要求電圧が上がっていきます。
3.9GHzの値は予想値です。実はVCore1.345Vで3.9GHz動作を試したのですが、Prime95の動作開始後15分くらいでブラックアウト。1.36Vくらいに設定すれば安定しそうでしたが、1.345Vの時点で消費電力が220Wに達していたのでやめました。15分までは耐えたので、VCoreをあと3段階(約0.015V)程盛ることで安定すると考えられます。

これほど消費電力が上がってくるとマザーボード側の限界も見えてきます。私が使っているAB350M Pro4には高負荷で電圧を盛るLLC機能がありません。また、1万前後のマザーボードということで供給電力の安定性という面では厳しいでしょう。HWmonitor上で実際にかかっている電圧を見てみましたが、3.9GHz動作時には1.345Vに設定しても負荷がかかると1.305Vまで下がっていました。LLCつきで電力供給が強力なマザーボードなら1.33Vくらいで動くかもしれません。


次に消費電力について。

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オレンジの線は定格時の消費電力(159W)、3.9GHzの値は予想値です

定格動作の場合は全コアが3.4GHzで動作していました。その時の電圧は1.13-1.15V。3.6GHzでの動作では、電圧を定格時から少し下げることができたためか、動作クロックが上がっても消費電力はほとんど変わらない結果になりました。消費電力据え置きで性能を上げることができるので3.6GHz近辺のOCは非常におすすめです。
3.6GHzまでは上昇は緩やかですが、3.7、3.8に達すると100MHz上げるごとに20W近く上昇しました。ワットパフォーマンス重視なら3.6GHzまでにとどめておくのが良さそうです。無理なく絶対性能を重視するなら3.8GHzも良いと思います。
3.9GHzの値は予想値です。不安定な1.345Vの時点で消費電力が220Wに達していたことから、安定すると考えられる1.36V程度に設定すれば230W程度の消費電力が予想されます。僅かな性能向上に対して35Wも電力消費が増えるのはさすがに割りに合わないのではないかと思いました。定格の約1.5倍です。


・結論
結果を振り返ると、一番美味しそうなクロックは3.6GHzだと思います。ここまでOCすれば、性能面である程度1600Xとの溝を埋めることができます(ターボ、XFRの存在を除けば)。冷却に気を使わずカジュアルにOCできます。
3.8GHzまでなら上げてみても良いでしょう。3.6GHz時よりも最大で30W程消費しますが、あくまで最大値であり普段使いでは極端に開くことはないはずです。
3.9GHz以上は使う気になれません。余程性能重視で高価なケースや冷却装置を持っているなら別ですが、3500円のMicroATXケースで使う自分にとっては縁のない世界です。


動作環境が異なるので一概には言えませんが、私が買ったRYZEN 1600はどちらかといえば当たりの個体なのかもしれません。他のサイトでは1600@3.8GHzに1.35V必要だったという報告がありました。要求電圧が0.1V違うと発熱量もかなり変わってくるでしょう。
当面は3.8GHzで使うつもりです。夏場でもCPUの温度は最大60℃前半で抑えられるので、常用は問題ないと思われます。

動作環境
【CPU】 Ryzen 5 1600@3.8GHz
【CPUクーラー】 zac-freezer13
【メモリ】 TED416GM2133C15DC01 16GB@DDR4-2666
マザーボード】 ASRock AB350M Pro4
GPU】 HIS IceQ X2 Turbo RX470
【電源】RA-650
SSDSanDisk SDSSDHP128G
【HDD】 Seagate ST500DM002
光学ドライブ】 TS-H653T
【ケース】 iw-em002/wops
【OS】 Windows10 Home

メインPCをRYZEN 5 1600で置き換える

f:id:porcellioscaber:20170907201951j:plain

porcellioscaber.hatenablog.com

5年前にCeleronで自作し、その後CPU交換やマザーボード交換を経ながら5年間LGA1155で動き続けたメインPC。現在も性能に不満を感じているわけではないのですが、AMDRYZENというとんでもないものを出してきたのでこれを機に乗り換えることに。Bulldozer系は高電圧・高消費電力・低性能の三重苦でしたが、Zenでは全て克服し、終いには値段まで安いという始末。i5の値段で6コア12スレッドのCPUが買えるのだからもう……。
選んだのは1600。Xつきはクロックが高いですがOCしてしまえば一緒だろうということで決定。それに、Ryzenは4GHz近辺に壁があることは知っていたのでそれほど最大クロックには差はないのでは、と思ったのも理由。


購入までの経緯:
実は一番最初にマザーボードを買って、残りを値段が下がったタイミングで確保しようと考えていた。マザーボードは中古で購入した。美品のAB350M Pro4が6480円で売っていたので衝動買い。そこからRYZENへの置き換えがスタートした。初期不良の原因を掴みにくいので良い子は真似しないでね!

f:id:porcellioscaber:20170823201857j:plain次にメモリを発見。TED416GM2133C15DC01というTeamの安いメモリがあった。ヒートシンクがないし、動作保証は2133までだが、メモリが高い中で8GB*2で1.1万というのはなかなか安かったと思う。後に、この安物が意外なポテンシャルを発揮する。

f:id:porcellioscaber:20170903192244j:plainそしてCPU。ポイント込だと実質2.4万くらいのところまで値段が下がっていた。これでIntelの安いHaswell-E~Broadwell-E辺りに並ぶのだから恐ろしい。カービィにはクロックの差で押し負けることもあるが、マルチスレッドを活かせる場面では1万以上高いi7-7700Kをも倒すヤバイ奴。周波数は大幅に下がっているが、IPCはFXシリーズよりも52%もアップ。元が低いとはいえ素晴らしい。

f:id:porcellioscaber:20170831193233j:plain最後にOS。8.1はRyzen非対応なので10を追加で買った。1600を買ったポイントを使うと1.1万くらいで手に入った。

・組み立て
組み立て開始。心配なのはメモリの相性。対応リストに買ったメモリの上位モデル(2400動作品)があったので、同系列ならきっと起動するだろうと思っていたが、実際にそうなるかはわからない。とりあえず最小構成で起動を試みることにした。

f:id:porcellioscaber:20170903194824j:plainE3-1245機に差さったままのRX470の代わりに登板するHD7770
f:id:porcellioscaber:20170903194829j:plain
無事起動!安定しているようなのでとりあえずBIOS更新へ。USBにあらかじめ入れたファイルでInstant FlashBIOSが1.0→3.0へ。

ケースやストレージなどは流用するので、今まで使っていたLGA1155環境は除去した。幸いCPUクーラーであるfreezer13は流用可能だったので、土台の部品だけ変えて再雇用。追加部品なしで使用可能!とメーカーサイトに書かれていたが、本当にその通りでたまげた。マザーボードの土台に引っ掛けて固定するだけで終了なので、Intel用の固定キットよりも遥かに楽に取り付けられた。
ファンが上向き・下向きしか選べないのが難点だが、とりあえずファンを下向きにして熱が上に逃げるようにした。途端に窮屈になったが、空気は何とか逃げてくれそう。ここでWraith Spireくんは短い出番が終了。f:id:porcellioscaber:20170903210953j:plain何故か画像回転できないのでこのままで

メモリや配線なども取り付けて、いざ起動開始。メモリ2枚差しでも2133で無事認識。そのままWindows10をインストールした。エラーもなく順調に終了。


・CPUのオーバークロック
OSのインストール後、CPUのOC開始。手始めに3.8GHzまで上げて、Prime95の重い設定が1時間ほど通るか確かめた。すると1.25Vで安定したので、3.8GHz@1.25Vで使うことにした。フルロード時の消費電力は約180W。定格だと150~160Wくらいだったので、流石に高くなる。CPU温度は室温25℃で57℃くらいで、熱が出ている割には熱くない。3.9GHz以上は熱が心配なので未実施。CPU温度はもう少し余裕がありそうだが、ワットパフォーマンス的に美味しくないだろうし、VRMがそこそこに熱い(60℃くらい?)のでやりません。

f:id:porcellioscaber:20170909102158j:plain
重い設定。電圧が足りないと数分でブラックアウト

f:id:porcellioscaber:20170909123457j:plain
3.8GHz@1.25V


上げたら今度は下げてみる。エコなOC設定を試みると、3.3GHz@0.975Vで安定。たった500MHz削るだけで0.3V近く削減できた。こちらでフルロードすると130~140Wくらいと、3.8GHz時よりも40Wほど低い。6コアなのにE3-1245よりも省電力になった(E3-1245だと0.1Vオフセットで140~150Wくらい)。

・CPUのOCの効果
cinebenchで検証。3回行って最高スコアを記録とした。定格でもベンチマークが終わるのがやけに速いような…と思うのは当然だった。

E3-1245機の場合は

f:id:porcellioscaber:20170909125811j:plain定格、DDR3-1333、600cb

だったのに対して、Ryzen 5 1600のスコアは↓

f:id:porcellioscaber:20170909125810j:plain定格、電圧オート 1125cb

f:id:porcellioscaber:20170909103337j:plain
3.8GHz@1.25V-2133 1237cb

f:id:porcellioscaber:20170909125809j:plain3.3GHz@0.975V 1100cb

定格でも普通に1100cbを超える。そこからOCによって120cb程度スコアが上昇。
3.8GHz時には先代PCの倍以上のスコアに。素晴らしい!概ねクロックの上昇量に合わせて性能が上がっているようだ。せっかくのOC可能モデルなので3.8GHzで常用することに。



・メモリのOC
RYZENはメモリが速くないと本気を出せないと聞いていたので、メモリのOCも試してみた。前述の通り、2133でレイテンシも高いしヒートスプレッダもない安物なので、電圧を1.35Vまで盛って2666で何とか動けばラッキー、くらいに思っていた。
まずは2400で。普通に起動してしまった。負荷をかけても安定。「あれ?こいつ余裕なのか?」と思ったので、調子に乗って電圧1.2Vのまま2666に設定。

それでも普通に立ち上がってくる。「ん?まぁPrime95でやられるんだろうな」と思い、再度負荷テスト。しかし2133の時と安定性は変わらない。他社のOCメモリを真似て、レイテンシを手動で16-18-18-36に詰めても変わらず。最終的に、1.2Vのまま16-16-16-35、1Tでも安定した。すごいなお前、本当に安いメモリなのか?
一方で2800以上は起動せず。この耐性を見る限りでは、メモリよりもマザー側の耐性や相性が原因ではないかと思う。1.35Vにしても立ち上がらなかった。仮に立ち上がっても、ヒートスプレッダがないメモリで電圧をここまで盛るのは怖い。ここまでできればすでに十二分すぎる耐性である。

f:id:porcellioscaber:20170909122704j:plain


・メモリOCの効果
メモリのOCでどれくらい性能が上がったのか見てみる。まずはcinebenchを3回行って最高スコアを記録とした。
まずは定格-DDR4-2133(15-15-15-36)で。

f:id:porcellioscaber:20170909103337j:plain3.8GHz@1.25V-2133 1237cb(上と同じ画像)

そしてDDR4-2666(16-16-16-35)で測定。

f:id:porcellioscaber:20170909103336j:plain3.8GHz@1.25V-2666 1264cb
メモリのOCで30cb弱の上昇。2%上がった。

さらに3dmark Fire Strike Ultraでも比較。3回中の最大スコアをPhysicsの項目のみ比較すると、
DDR4-2133 17215
DDR4-2666 17408
と、1%上昇した。日常生活では特に違いを感じることはなさそうだ。


この価格で6C12Tなら文句はない。同価格帯のi5-7600はOC不可・4C4Tなので、こちらが圧倒的に有利。FXシリーズのようにコア数と周波数だけ高くて低性能ということもなく、実を伴うものになっている。普段使いやゲームなど、最適化が進んでいなかったり、6コア以上非対応の場合ではi5にクロックや効率の差で負けたりもあるようだが、エンコードなど重い作業では力を発揮する。cinebenchではOCするとE3-1245の倍以上に。素晴らしいパワーである。

AMD復活おめでとう!再びIntelと互角以上に戦えるようになったことで、Intel側の値下げも期待できるだろう。後継のZen+など、今後が楽しみになる。

【CPU】 Xeon E3-1245→Ryzen 5 1600@3.8GHz ¥25972
【CPUクーラー】 zac-freezer13
【メモリ】 w3u1600hq-4g 8GB→TED416GM2133C15DC01 16GB@DDR4-2666 ¥11318
マザーボード】 ASRock AB350M Pro4 ¥6480
GPU】 HIS IceQ X2 Turbo RX470(1205MHz@0.985Vに低電圧化)
【電源】RA-650
SSDSanDisk SDSSDHP128G
【HDD】 Seagate ST500DM002
光学ドライブ】 TS-H653T
【ケース】 iw-em002/wops
【OS】 Windows8.1→Windows10 Home ¥11636

更新費用合計¥55406

NEC Versapro VK80AS-K

 

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f:id:porcellioscaber:20170724204415p:plain

OS:Windows 8.1 Pro (64bit)
CPU:Core m 5Y10 (0.8-2.0GHz)
メモリ:4GB LPDDR3
SSD:128GB
11.6型ワイドカラーIPS方式液晶(フルHD:1,920×1,080ドット LEDバックライト グレア)、AF(指紋付着防止)コーティング、タッチパネル(静電容量方式)
他インターフェース:USB3.0*1、microHDMI*1、ACアダプタ(36W)
(メーカーサイト)

NTT-Xで49800円で売られていたのを購入。買ってすぐに5000円オフになったのは内緒。それでも量販店で似たスペックの製品を買うと10万前後はしそうなので悪い買い物ではないだろう、たぶん。
f:id:porcellioscaber:20170724203003j:plain
特徴はCPUがCore Mであること。2~3万円のタブレットでは安価なAtomが載っているが、この製品は10万前後~に搭載されるCore Mになっている。性能も当然値段が高いほうが優れている。動作周波数やコア数を比べるとAtomの方が高性能なんじゃないの?と思うかもしれないが、Atomは他のIntelCPUと設計が異なっているので、消費電力が抑えられている代わりにクロックあたりの性能も低い。
一方、Core Mの場合は通常のデスクトップ・ノートと同様の設計がなされたCPUだが、より電圧や動作周波数を抑えている。末尾Uの低電圧版CPUより更に消費電力を抑えたものになっており、性能もそれなり。cinebench R15だと140~150cbくらい。
とある方法を使うともう少し性能を上げることができますが、それは別の記事で紹介します。

f:id:porcellioscaber:20170724222801p:plain
自分の周りの機器と比較すると、
E3-1245:600cb(ほぼi7-2600)
i7-2630QM:433cb(Sandyのノート用4コア)
E3-1225:430cb(ほぼi5-2400)
A10-7850K:310cb(友人のPC、3.8-4.2GHzに微OC)
i7-640M:233cb(Nehalemのノート用2コア)
と、パワーはない。しかし、この性能を4.5WのTDP範囲で出していると考えるとなかなかである。
f:id:porcellioscaber:20170724203025j:plain本体右下側。上がUSB3.0、下がmicroHDMIf:id:porcellioscaber:20170724203022j:plainさらに、USBの上にmicroSD。挿入口が小さい割に無駄に開口部が大きい

microHDMI端子があるのが嬉しい。8インチタブレットだとついていることは少ない。そこそこスペックもあるので、モニターに繋げばデスクトップのように使うことも可能。
その上にはUSB3.0端子がある。microUSBではなく通常サイズ。タブレットなので仕方ないが、1個しかないので複数繋ぐならハブが欲しい。ハブを使わない場合は、キーボード類をBluetoothで繋げばUSBメモリを挿す余裕もできるかもしれない。VivotabだとUSB2.0だったので、高速なUSBメモリを繋ぐと生きてくる。さらにその上についたSDカードスロットもそこそこ速く、Vivotabでは25MB周辺に壁があったが、本製品はUHS-Iの速度が出ているようだ。何故か自分の個体ではカードの認識が外れることがあるのだが、普段はめったに使わないのでとりあえずそのまま使っている。

f:id:porcellioscaber:20170724203107j:plain右上に電源ボタン(線が入っている方)、画面の向き固定ボタン(点がついている方)

f:id:porcellioscaber:20170724203031j:plain左下には電源コード接続部

f:id:porcellioscaber:20170724204414p:plain本体下部のキーボードドック(別売)接続部

電源供給はバッテリーとACアダプタ(36W)で行う。消費電力がAtomタブレットより高いためか、USBによる充電には対応していない。
電池の持ちについてだが、それほど良いようには感じない。軽作業程度なら6~7時間持つかもしれないが、画面が大きいため結構減る。Amazonビデオ30分で20%くらい削られる気がする(あくまで体感です)。

筐体の熱について。負荷をかけるとそれなりに熱を持つ。中央~上部が特に熱くなる感じで、おそらくその辺にCore Mが入っているのだろう。Atomでもそこそこ熱くなるので、特段高温になる感じはしない。intel XTUを見る限りでは、cinebench中に60℃前後までは上がる。
ちなみに、XTUの機能でTDPを4.5W超に上げてみると、67~68℃近辺で強制的にクロックダウンが起こる。メーカーとしては、それまでは許容範囲ということなんだろう。


どうもこの機種、ソフトウェアはNECのものが入っているが、中身はLenovoが手がけているようである。ハードウェアとしてはThinkpad Helixと同様と言われており、アクセサリーも一部共通。確かに、充電容量を制御するソフトにはLenovoの名前が書いてあった。NECLenovoと提携しているのは知っていたが、中身そのままというのは個人的にはがっかりした。

買ったときはまだWindows10の無料アップグレード期間内だったので、使い勝手の向上を期待してアップグレードしてみた。しかし、スリープ復帰後に応答しなくなる不具合(通称スリープ死)が発生してしまった。
匿名掲示板などでも不具合報告が多く、自分の個体だけではないようだ。一応メーカー側はWindows10用のドライバを公開してはいるのだが、一通り適用しても改善しなかった。NECのサイトではなくLenovoのサイトからより新しいディスプレイドライバやパワーマネジメントドライバを入れると直ったという報告もあったが、結局こちらも効果がなく断念。できれば10で使いたかったが、買ったときにTODO backupで保存していたWindows8.1のイメージを戻して使わざるを得なかった。スリープできないタブレットはさすがにね…

11.6インチは普段8インチを使っている身だと結構大きく感じる。ノートPCとして見るなら小さいが、タブレットとして見るなら大きい。重さも795gあり、vivotab(380g)の倍以上。寝ながら使うには無理があるし、片手で持って操作するのにも向いていない。性能の高さは魅力的だが、タブレットとしての取り回しを重視するなら8インチタブレットを買う方が満足しそう。ノートPCとAtomタブレットの中間的な位置にいるが、いいとこ取りというよりは中途半端で、用途を見出すのは難しいかもしれない。Amazonのビデオなどの動画を見るにはいいので、ポータブル一体型PCの感覚で使うとがっかりしにくいか。

Windows10で動作しないのは残念だったが、タブレットとしては十分な性能を有している。ラップトップではサイズがでかすぎるし、Atomタブレットでは力不足だと思うなら一考の余地がある。逆にいえば、前述のようなピンポイントな要求がないのなら、素直にラップトップかタブレットを選ぶといいだろう。買ってみてわかったことだが、自分の用途ならAtomで十分というのが実感できた。SSD+Core Mの組み合わせは確かに機敏だが、筐体の取り回しがよくない。部屋で動画を見るとか、タッチパネルでブラウザゲームやるとか、そんな使い方にはいいと思う。

XFX RX460 2GB RX-460P2SFG5

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RX460……それはRX470の下位モデル。RX470と比べて規模を半減させた上に、さらに処理ユニットを削減したものらしい。

470が2枚あるのにこれを買った理由だが、3ヶ月ほど目を離した隙に起こっていたマイニング(仮想通貨採掘)ブームのためである。どうもRadeon系、特にRX470はその効率が特に良いらしく、6月頃に起きた通貨の高騰後にはあれだけ在庫があったRX470が一気に掃けてしまった。今ではミドルレンジのGPU全体(RX470・480・570・580・GTX1060)が品薄になり、購入制限までかかっている始末である。
すると、中古相場まで大暴騰。1.6万で投げ売りされていたRX470が倍額で買い直される珍事が起こっていた。そこで、私はRX470の片方、Nitro+を売ることにした。気に入っていたが、1.2万の利益が出るとなれば売るしかなかった。今は低グレードを買って凌ぎ、在庫と価格が落ち着いた頃に再び買い直そうということである。

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一方で、1070以上と1050Ti以下はそんなに売上に変化はないようで、潤沢にある。特にRX460は後継の560が出てから値段が下がったまま。今回は開封品の460を7980円で手に入れることができたので、しばらくPC1台はこれで凌ぐことにする。

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f:id:porcellioscaber:20170717190702j:plain
4GB版もあるが、これは安い2GBである。まぁこのクラスで4GBあってもGPU側の性能が足りないだろうからこれで十分だろう。コアクロックは1220MHzにOCされている。そのためか6ピンの補助電源を要するタイプになっていた。
ファンが50度前後で停止するのは470と同様。クーラーはシングルファンで、玄人志向のGTX1050みたいなよくある簡素なタイプである。あんまり冷えないが、そんなに熱くないので十分なんだろう。

f:id:porcellioscaber:20170717210039j:plainRX460(1220MHz)

f:id:porcellioscaber:20170128195541j:plain玄人志向GTX1050(CPUが違うので参考記録。左のGraphicsだけを比べてください)


性能について。HD7870以上の性能はあるらしく、HD7770は余裕で超えているが、GTX1050には敵わず。補助電源つきでも1050に負けるので、他のRX同様ワットパフォーマンスはよくない。上の記録はCPUが違う(E3-1225とE3-1245)ので、Graphics scoreだけを比較すると、15%ほどRX460が低い。他のサイトのベンチマークでも概ね-15%程度なので、CPUの影響はほぼないと思う。

ダウングレードによる体感速度の変化について。
470では余力があり、2560*1440の解像度でも60fpsで安定するゲームが、460ではフルHDでも60fpsに達しないことがあった。具体的にはベヨネッタである。戦闘シーンでは40fps台に落ちることがあったので、470からのグレードダウンでは正直に悲しくなるところである。シーンにもよるが、Saints Row3も50fps前後しか出なかった。一方でSerious Sam HDに関しては2560*1440でも行けそうだった。
↓にOC結果とともにRX470の結果を載せているが、スコア差は約2倍あるのでまぁ当然遅くなる。

力不足が否めないので、OCしてみる。コアを1295MHz@1.1V、メモリを1850MHz@0.85Vとした。基準は性能と騒音のバランスである。クーラーが簡素なので、OCするとかなりうるさい。1.15Vまで上げると1.3GHzを超えるが、そんなに性能が上がらないのに音量ばかり上がっていったので、この辺で留めておく。

f:id:porcellioscaber:20170717213308j:plain1295MHz@1.1V、1850MHz@0.85V、電力+50%

f:id:porcellioscaber:20170717210041j:plain
スコアが300UP。GTX1050に近づいたが、まだ9%ほど負けている。

追記:1295MHzでは一部のゲームで安定しなかったので1260MHz@1.05V、メモリクロック1750MHz@0.85Vに下げた。

対応機種であれば、BIOSの書き換えで無効化されたコアを有効化して10%ほど性能を上げることができるらしい。しかし、このカードはどうも対応していないようだ。XFX single fan 2GBのBIOSがあったが、書き換えるとクロックが表示されなくなってしまったし、ドライバ側が改造BIOSを弾くため、最新のドライバを使うことができなくなってしまう。

1050が1.3万と考えると、8000円くらいで買えるなら460もコストパフォーマンスでは悪くない選択だと思う。性能8割だが、価格6割程度ならよろしい。


おまけ

f:id:porcellioscaber:20170717213309p:plain
68.1%とか糞!と思いきや他のRX460の上位4%だった驚き

AMD A10-7850Kで自作・その軌跡

porcellioscaber.hatenablog.com

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これまで友人のPCをA10-7850Kで自作した話を載せてきました。組み立て・OSのインストールまでは順調にいきましたし、CPU定格・メモリDDR3-1600での安定動作は確認できました。しかし、苦労したのはこれらのOC。AMD機が初であったことや、使用したマザーボードの電圧調節が大味(VCore設定不可、メモリ電圧が0.15V刻み)ということでさほどクロックを上げることができず、最終的に安定動作する設定はかなり無難なものになってしまいました。
定格クロックは3.9GHz以上にするとPrime95でエラー発生、ターボクロックは4.3以上にするとCinebenchでフリーズするので3.8-4.2に決定。cinebenchの中負荷ではターボと定格を行き来し、Primeでは定格に張り付くようになります。Prime中の電圧はCPU-Z読みでおよそ1.28Vで、温度は58℃でした。電圧制御を外部ソフトからしようとも考えましたが、K15TK、AMD overdriveは安定しないので断念。1.4V台の電圧設定でもアイドル時でさえ動作が不安定になるので、BIOSに任せることにしました。
メモリの設定については、DDR3-2400をXMPを読み込んで試そうとしましたが安定せず。最終的にはDDR3-2133@11-12-12-31になりました。せっかくOCメモリを買ったのでさすがに1600で使うのはもったいなくて……。


最後に、A10-7850K機の性能について振り返ってみます。4コアの割にi3並の性能しかないだとか、クロックの割に性能が低いだとか、一部ではボロクソに言われているようですが、価格を考慮すれば悪くはないのではと思います。
確かに、ベンチマークを見る限り4GHz近いクロックにもかかわらず非力なのは事実。cinebenchのスコアは前に付けていた第一世代Coreiシリーズ(2009年のCPUです)のi5-750と変わりません。しかも、こちらが4GHz前後なのに対して、750は2.66GHz。クロックの高さに期待していたならばがっかりすることでしょう。
しかし、今回の購入価格は9600円ほど。これでi3並の性能+新品で買うと4000円ほどするローエンドGPU並のグラフィック性能が入っているのですから文句はありません。普段はCDの取り込みに使い、気が向いたら軽めのゲームをする友人にピッタリのAPUでした。APUのいいところは、「1個で程々に働いてくれること」だと思うんです。絶対性能で見れば微妙なAPUですが、言うほど悪くないと私は思います。……もし初値の22000円程度で買ったのなら憤慨しますけどね!

欠点はメモリが遅いとGPU部分の性能が発揮できないこと。メモリ性能別にベンチマークスコアを測定したサイトが幾つかありますが、1600と比較して1866、2133では性能が大きく伸びています。どうやら高速なメモリでなければメモリ帯域がボトルネックとなり、GPUの本領が発揮されないようです。低速なメモリと組み合わせた運用によってGPUの性能が発揮できず、それも過小評価の原因になっているのではと思います。問題はOCメモリが高いこと。去年はちょうどいい時期だったようで2400対応品の4GB*2を5600円で買えましたが、機を逃せばさらに高い買い物になるでしょう。せっかくAPUが安いのに、本領発揮には高価なメモリが要求され、相対的にはコストパフォーマンスが低下することに繋がってしまうのはもどかしいところです。

結論:A10-7850Kは思ったほど悪くない。それどころかミドルレンジなら魅力的なCPU(APU)!

【CPU】 A10-7850K@3.8-4.2GHz
【メモリ】 G.SKILL RipJawsX 4Gx2 F3-2400C11D-8GXM @DDR3-2133、11-12-12-31
マザーボード】 A88XM-E45 V2
【電源】 Antec NE550C
【HDD】 DT01ACA100
光学ドライブ】 流用
【グラフィックボード】APU内蔵@844MHz
【ケース】Abee Balance B640
【クーラー】Coolermaster Hyper 212X
【OS】 Windows10

RX470のオーバークロックを試す

porcellioscaber.hatenablog.com先日買ったSapphireのOCを試してみることにした。iceQはバックプレートなし+電源が6ピンということで無理はできないが、こちらはある程度行けるだろう。
前は安定性のチェックを、

  1. Heavenベンチマークを10分くらい回す
  2. 3DmarkのFire Strikeが完走することを確認する 

ことで行っていたが、どうも不十分そうなので

  1. MSI KombusterのGPU core burner v2 (Furry PQTorus), 8xMSAA,1920x1080フルスクリーンで15分落ちないことを確認
  2. HeavenベンチマークとFire Strikeを試す

ことで確認することにした。
FireStrikeで安定性を試す場合、Heavenベンチマークでは出ない、横縞の蛍光グリーンやレッドのノイズが発生する時がある。それが見えたら電圧不足の証拠。ベンチが完走してもOUTとした。

f:id:porcellioscaber:20170418231559j:plainとりあえず、1330MHz@1.08Vまで上げた。クロックを大きく上げる場合、電力制限も同時に上げないと制限に引っ掛かり、クロックが設定通りに上がらないので注意。OCするならとりあえず50%に。同じ電圧でも1335MHzではノイズが見えた。許容範囲ではあるが、ここまで来るとうるさいなと感じ始める。

f:id:porcellioscaber:20170419095030j:plainデフォルト電圧の1.137Vで上げられる範囲で更にOC。1370MHzまで上がった。並のASICでここまで上がるなら、当たりを引けば1400+も狙えるかもしれない。ただし、1330MHz@1.08Vよりもかなりうるさいので、常用は果たしてどうだろうか?

そして性能面は…

f:id:porcellioscaber:20170419094559j:plain1370MHz@1.137V

f:id:porcellioscaber:20170419094600j:plain1215MHz@0.95V

f:id:porcellioscaber:20170419094601j:plainGraphics scoreの項目を見てみると、

  1. 1370MHz@1.137V 13054
  2. 1215MHz@0.95V   11943
  3. 1330MHz@1.08V   12897
  4. 1260MHz@0.985V 12322(後に電圧不足と判明したが、ベンチは完走)

コアクロックを伸ばすことで、1330MHzまでは順当に性能が伸びている(1215MHzと比較して、コアクロック9.5%上昇でスコア8%上昇。クロックあたり約85%スコアが増加)。しかし、1330と1370を比較した場合、3%のクロック上昇で1.2%しか上昇しなかった。この辺が限界なのだろうか。
1370では性能、消費電力、そして騒音のバランスが割にあわないと感じた。非常にうるさい。OCするにしても、1330MHz@1.08V程度で済ませておくのがいいと思った。一方で1330MHzの設定であれば、OCしているが、これでも電圧はNitro+の定格(1.137V)よりは下がっているのでお得感が大きい。音は1215MHzの時に比べれば大きいが、許容範囲。

では、消費電力はどうか?GPU-Zのログを参考に、MSI Kombustor実行中の最大消費電力を比較してみた。結果は、

  • 1215MHz@0.95V   113.6W
  • 1330MHz@1.08V   165.8W

だった。実測値ではないのでどこまで正確かわからないが、相対的な値として見ても5割近く消費電力が増大していることが予想される。スコア+8%のために消費電力+50W…これは割に合うだろうか?もう一割性能が欲しいなら、最初からRX480を選ぶべきだろう。RX470が値段の割に高性能である点は揺るぎないが、OCした場合の消費電力と性能向上のバランスは微妙。

メモリクロックのOCも試したが、少し上げる程度では逆に性能が下がってしまった。
どうもクロックを上げるとメモリタイミングが緩くなるらしい。

 

そんなわけで、OC品でもクロックにはまだ余裕がある模様。ただ、現在のところはOCする必要性がないので、普段は1215MHz@0.95Vで運用したいと思う。OCするとしたら、ギリギリ60fpsに届かないゲームがある時だが、今のところそんなタイトルには巡り合っていない。ワットパフォーマンスを度外視してでも性能を480に近づけたいならOCもありだが、そうでないなら、逆にクロックをリファレンス近辺に落として低電圧化してやるのがいいと思う。無駄に盛られた電圧を削れば、言われるほど効率は悪くなく、静かで程々に働いてくれるGPUになるだろう。

 

RX570が発売されましたが、やっぱり微妙みたいです。クロックは上がっているものの、どうもそれだけみたいで……。それでいて、国内価格は再び3万円前後スタートという残念さ。3万を超えると性能・ワットパフォーマンス共に優れたGTX1060が候補に上がってくるので当面売れないでしょう。

SAPPHIRE NITRO+ RX 570 – graphics for gamers

窒素+もリニューアル。クロックが1325MHzまで上昇しています。クロックが470より65MHz上昇していますが、消費電力表記も175Wから225Wまで上昇しているところを見ると、伸びが良くなったというよりは470時代からあったマージンを削ってクロックを上げているだけのように見えます。上の通り、ASIC76.1程度の並の470でも電圧1.08Vで1330MHzで動作するので、「これなら470でいいや」と思う人が大半でしょう。メモリクロックは一応上がっているみたいですが、それなら470の8GB品を買う方がお得という……。ねぇ、Vega出してくださいよ!

Sapphire RX470 Nitro+ 4GD5

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porcellioscaber.hatenablog.com既に一つ持っているのだが、またRX470を買った。2週間後にRX500シリーズの発売が決まっているので現在とてもお安いのだ。RX500系を待つ手もあったが、VegaではなくまたPolarisらしいので大幅な性能・ワットパフォーマンスの向上は見込めないと思い、値崩れした400系を確保。特売でもないのに16000円で買えた。赤い悪魔はもう1000円安かったが、値段が変わらないなら安心・信頼のSapphireカードということで窒素+を選んだ。

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f:id:porcellioscaber:20170406143653j:plain重厚な作り。iceQ X2 Turboにはなかったバックプレートが搭載されている。持ってみるとずっしりしていて頑丈そう。ヒートパイプはiceQ X2と比べて細いが、冷却性能に期待が高まる。

f:id:porcellioscaber:20170406143723j:plainHDMI端子*2が嬉しい

他にiceQと違う点は8ピンで電源供給を行うこと。製品情報だと消費電力は175Wとかなり高くなっていた。電源に余裕がある分さらにOCできるかもしれない。
性能面はiceQとほとんど変わらないので割愛。コアクロックがたった5MHz高いだけである。冷却性はどうか。バックプレートがついているしよく冷えそうだが…


実際にベンチマークなどを回してみると、多少は静かになったが、思ったほどではなかった。ファンが回転するときはそれなりに音が鳴る。期待しすぎたとも思ったが、同時に「また無駄に電圧が高いのではないか?」と思い、設定を見てみる。すると…

f:id:porcellioscaber:20170408110603j:plain1260MHzで1.137Vも盛られている!これなら無駄に熱くなるのも頷ける。iceQは1255MHzで1.087Vだった。それでも盛っているのだが、さらに0.06V高い。

もったいなく感じるので、iceQ同様に1215MHz@0.95V、メモリ0.85Vに設定。すると、かなり静かになった。素の状態ではクーラーは優秀なのに損をしているので、低電圧化推奨。
自分はiceQでも十分に感じていたが、窒素+はさらに静か。ダブルボールベアリングのファンがついているらしい。バックプレートの恩恵かアイドル時もより冷えており、室温22℃くらいでiceQが38~43℃のところが、こちらは30~32℃程度。
負荷をかけると75℃程度まで上がる。デフォルトだと冷却のターゲット温度が75℃になっていて、iceQより5℃高い。ターゲットを上げれば静かにはなるのだが、自分としてはもっと冷やして長持ちしてほしいので手動で70℃にした。GPUならまだ平気なのかもしれないが一応。

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「・・・。」iceQは75.8%でした。0.3%だけ良いようです。使ってみても耐性は同じくらいに感じる。

GTX1050「出番はないんですか!?」
買ってからあまり経っていませんが、GTX1050は売却を検討中です…