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懐中電灯が好きなんです

レトロなライト① ニチニチ製探見灯

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使用電池:単1*2

去年秋にアンティークなものを多数扱っている店で400円で購入。初めて見た時はその異質さに「なんだこれは・・・たまげたなあ」と思ってしまった。

普通の電球式ライトですが、特殊なのはスイッチ部。古いタイプにありがちなスライド式スイッチに加え、一時点灯用のプッシュスイッチも付いており、異質。製造当時は標準的な機能だったのかもしれない。

f:id:porcellioscaber:20140916220321j:plain2つのスイッチと「ニチニチ」の文字

f:id:porcellioscaber:20140916220328j:plain「最高級黄銅製」の文字

このライト、一体いつ作られたのか。本体に「ニチニチ」と書いてあるのでこのワードで検索をかけたところ、青木電気工業という会社のページに行き当たった。社史のページにこれそっくりなライトが載っていて、なんと昭和6年からライトを製造していたらしい。

社史を見ると、1951年に株式会社ニチニチ電器製作所から青木電器工業株式会社へと社名を変更している。もし社名変更後に「ニチニチ」の名前を使っていないとしたら、このライトは1931~1951年の間に作られたことになる。しかし、確証はないので本当のところは分からない。とにかく、余程古いものであるのは間違いない。

f:id:porcellioscaber:20140916220347j:plain茶色がかったリフレクター。ぐらつくのでここが接触不良の原因?

f:id:porcellioscaber:20140916220425j:plain割れている電池蓋

何せ古いものなので、本体に割れた部分があったり、錆びていたりもする。電池蓋の部分が割れてしまっているので、実際に使うには危ない。接触も悪く、一応点灯はするがスイッチに関係なく点灯してしまったり消えてしまったりも。

f:id:porcellioscaber:20140916221852j:plainここまで分解できます

電球は現在使われている規格と同じE10口金で、切れても交換可能。明るさもそれなりだが、リフレクターが鏡面でない分少し暗い。

なかなか珍しい物を手に入れたと思う。実用的ではないが、コレクションには良い品。