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Ending OK!

懐中電灯が好きなんです

SONY WALKMAN NW-X1050

その他

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NW-A16の購入に伴い退役。わりと最近に買ったつもりでしたが気がつけば6年経っていた。

2009年に買った頃はTOSHIBAGigabeat F21を使っていました。当時20GBの容量に感動しましたが、一方で専用ソフトがないと曲の転送ができない、対応音楽フォーマットが少ないなどの不満も。買って2年経った頃にRockboxの存在を知り、導入時に自分のGigabeatが進化したような感覚を覚えたこともありました。しかし、HDDタイプなので電池の寿命が厳しくなってくる。HDDのスピンアップ時?にノイズが入るのも気になりだした頃、ウォークマンがソフト無しで曲の転送ができるようになったことを知る。そんなこともあり、そろそろ買い替えかな……と思ったのが6年前の出来事。

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Xは当時のモデルの最高峰だった。S-masterなるフルデジタルアンプが搭載されたのもこのモデルが初。従来モデルからあったノイズキャンセル機能もデジタル化し、改善したようだ。当時タッチパネルを搭載していたのはこのモデルのみ。ウォークマンとしては比較的大きな3インチの画面で動画・静止画再生、ワンセグなどの機能を搭載。Youtubeの再生機能やブラウザもある。外観も上位モデルに相応しい高級感で、メーカーは鉱石をイメージしたらしい。実際に触れてみるとひんやりして鉱物っぽい感触で、音楽プレーヤーとしてはなかなかの高級感をもつ。

音質は噂通り良く、Gigabeatで満足していた私ですが従来は音がぼけて聞こえていたところがはっきり聞こえるようになり、音質向上を感じることができました。当時は2000円程度のイヤホンで音楽を聞いていたので、この機種+付属のノイズキャンセルイヤホン(MDR-NC020)に乗り換えると「携帯プレーヤーでこんな音が出るのか」と感動したものです。付属品でありながら下手な市販品より良い音が出ます。一方で、曲を再生していない時に聞こえる「サーッ」という音は少し耳障り。付属だと我慢できる程度ではあるのですが、後発のA840/850系にもある、初期のデジタルアンプ搭載モデルの共通の悩みです。

ノイズキャンセルの性能もなかなかで、最初は期待していなかったのですが、地下鉄など低い騒音などは得意で、ゴオォォォ……という感じの轟音がかなり低減されます。「98%低減」を鵜呑みにすればさすがに肩透かしを食らいますが、十分でしょう。なお、話し声などの中音には無力なので注意。公共交通機関は得意。そんな感じです。

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上に再生・曲送りボタンがついているのが便利。胸ポケットや尻ポケットに入れたまま選曲できる。タッチパネルが付いている点も新鮮で、触れるだけでなんだか楽しくなった思い出。

電池寿命も33時間と十分。曲の再生だけなら安心して使えます。前のGigabeatの電池消費と比べると尚更で、6年後の今でもまだ実用圏内。

 

そう、Xシリーズは最高峰。頂点だった。しかし……欠点を見てみるとかなり残念なところが見えてくるのです。

Xシリーズは再生中の画面のカバーアートを上か下にスワイプすると他のアルバムのカバーアートがズラリと表示される機能があります。機能自体はいいんですが、処理性能のためかカバーアートが表示されるまでが遅い。2~3秒かかることが多く、それまでは何のアルバムなのかわからないので選曲がもたつきます。これは後発のA840系では改善されています。

www.youtube.com

このように遠くまでスクロールすると10秒近くかかることも……

アルバム・アーティストをアルファベット、または50音順に検索することができますが、画面サイズ、タッチパネルの感度に対してタッチ範囲が小さすぎる。「か」行を選ぼうとすると隣の「あ」行「さ」行を選んでしまうのはザラ。今のスマホのタッチパネル感度でもこの操作系はちときついのに、2009年のタッチパネルともなれば非常に厳しい。アルファベットだともっと細かくなってしまうのでさらに辛い。

f:id:porcellioscaber:20160315222720j:plainひらがな まだなんとかなる

f:id:porcellioscaber:20160315222726j:plainいや~きついっす

Youtubeの再生機能やブラウザが付いているが、どちらもおまけ程度。2011年末頃に使ってみたが、前者はどんどん再生できない動画が増えていき、見られる動画は半分未満。発売当初は再生可能な形式もあったのだろうが、そもそも動画のリスト表示がすごく遅いので、わざわざこの端末を使って動画を見ようという気にはならなかった。ブラウザもガラケーレベルであり、すぐメモリ不足に陥ってしまう。

また、データの転送速度が遅い。2~3MB/s程度なので曲の取り込みには結構時間がかかる。一方、後発のA840は7MB/sほど出る。

ワンセグはそれなりの感度で受信でき、録画も可能。ガラケーみたいな感じで使える。こちらは及第点。

f:id:porcellioscaber:20160315220402j:plainイヤホンは上側

f:id:porcellioscaber:20160315220411j:plainNC切り替えスイッチ

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外観や音質はいいのですが、最高峰と呼ぶにはお粗末な部分もあり、X1000は様々な機能を搭載した「試験機」という印象を覚えました。アルバムアートの表示速度、データの転送速度など、Aシリーズで改善している不満点があるため、このモデルは後発機種の踏み台にされたのではないか?と感じてしまいます。多機能にはなっているものの、YouTube機能、インターネット機能は中途半端で、iPod Touchを意識した結果帯に短し襷に長しな機種になってしまったという印象。前述の通り外観、音質、バッテリー寿命は本当に立派。それだけにもう少しどうにかならなかったのか?と思ってしまう。Aにはその中途半端な機能は搭載されていません。なので、尚更Aの存在が際立ってくるように感じました。

そんなわけで不満はあるものの、そこそこ気に入っていました。6年使い続けられたのもそのおかげ。今までありがとう!