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懐中電灯が好きなんです

中古・ジャンクの商品を買うメリット・デメリットを考えてみる

ここ2年程度と最近始めたばかりですが、これまでPCのパーツから家電など中古、あるいはジャンク品をいくつか購入してきました。そこで中古・JUNKを買う利点、欠点を考えながら、現在までの購入履歴を簡単に振り返ってみようと思います。

 

そもそもなぜ中古・JUNKを買うのか?

パッと思いつくのは

  • 新品を買うより安いから
  • 現行品にない機能がついているから
  • 旧製品の方がデザインが好き

など色々あるでしょうが、特に一番目、値段が安いことが基本的には1番の理由となるでしょう。運がいいor観察眼があると数回使った程度の良品を安値で購入することも可能。もっと運がいいとJUNK扱いなのに実は未使用・完動品のものが格安で買えることもあります。

欠点は

  • メーカー保証を受けられない(店舗が返金保証してくれる場合もある)
  • 中古故にいくらか使用感がある、買ってから掃除が必要
  • 使用済みなので当然新品より寿命は短くなっているため、買ってすぐ壊れるケースもある
  • 自力でトラブルシューティングを行う能力が要求される(特にJUNK)

など。まず保証については、ハードオフなど大手ならJUNKでなければ店舗独自の保証を受けられますが、返金保証であり、当然直してはくれません。これで結局新品を買おうとなると時間の無駄になってしまいます。

使用感は現物を見せてもらえばある程度わかります。外観から使用感を見るのは非常に重要で、製品の残り寿命を推し量る指標にもなりうるので必ずよく見るようにしています。しかし見えない部分で劣化が進んでいたり、突然故障することもあるのであくまでも指標。某SONYタイマーの如く保証が切れた直後に逝くかもしれない。

自力での掃除も必要です。店側でクリーニングも行っていますが、それが新しい持ち主が納得するレベルかどうかは別の話。また、クリーニング後になかなか売れずにホコリが溜まることもあります。

トラブルシューティング作業、これが一番面倒になるポイント。中古なら欠品を確認する程度ですが、JUNKであれば避けて通れません(できないと文字通りのゴミになる)。故障・不具合の内容が値札に書いてあるので、その内容から「きっとここが悪いんだろうな」と予想をつけないといけません。自信がない・めんどくさそうな時は無理に買わないのが一番。

 

これまで買ったものを振り返ってみます。

成功例その1

porcellioscaber.hatenablog.com

「ピン曲がり、動作保証なし」と書かれて1500円で売っていたマザーボードB75M R2.0。

店がピン曲がりマザーの動作確認を行うには、ピンを曲げなおしてテスト用の機材を組んで試さなければいけません。もしピンが見かけ上直っても、実はショートしていたら機材を失ってしまう危険性も。仮にCPUだけ壊れるとしても、安いものでもG530(当時なら販売価格¥2000弱)程度、1500円で売れる機器のためにテスト機器を壊す危険を冒すのは割に合いません。そんなことから、試していないだけで「ピン以外は正常なのでは」と判断。結果ピンを直して今まで正常に使えています。

 

成功例その2 LOGICOOL M500

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LOGICOOLの有線マウス。新品だと3500~4000円する結構高いマウスです。じゃんぱらのJUNKコーナーで発見。付属品なし、M500が袋に入っている状態で500円で売っていました。簡素な見た目と安すぎる値段から、最初は購入者が箱や説明書を全部処分してしまい、そのうちに壊れたんだろうなと思っていました。チャタリングしたり断線したりしているんだろうなーなどと予想。

しかし、よく見るとなんだかおかしい。なんと、傷が一つもない。マウスは手で握り、机上を引きずるものですから、使っていれば嫌でも傷が付くはず。本体横のゴムの部分にも跡がない。クリックもちゃんとできる。事情は全くわからないが本当に未使用品?と思い、500円だし安いから失敗してもいいやということで購入。そして正常に動作しています。大きくてずっしりしたマウスですが、その分握りやすくて現在も愛用中。4000円のレーザーマウスが500円で買えました。

 

成功例その3 EPSON PX-501A

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EPSONのプリンタ複合機エントリーモデル。印字がひどく曲がる不具合のため1000円で売っていた。なんでこんなゴミを買ったのかというと、当時はプリンタは持っていたがスキャナが無かったため、スキャンだけできればいいやということで購入。じゃあただのスキャナ買えばいいじゃん!となるところですが、単機能のスキャナは思いの外高く、中古でも5000円程度。JUNKのスキャナもありますが、正常に動くとしても古すぎてドライバがWinXPで止まっている骨董品ばかりでした。

スキャンは普通にできました。本来ならここで目標達成です。しかし印字曲がりがどれだけのものか気になる。印刷してみると印字下部が35°くらいずれた紙が出てきました。実際見てみると笑ってしまうほど。

だけど同時に「本当に直す方法はないのか?」と気になってしまうもの。ネットで調べてみると、ギャップ調整なるものを発見。これは印字パターンを見て、一番かすれのないパターンを何度か選んで調整を行っていくというもの。印刷されたパターンとにらめっこしながら選び、1回目の調整終了。これでテスト印刷してみる。すると、曲がりが30°から5°くらいに大幅改善!「いけるやん!」と確信した私はもう一度調整を行った。そして問題が完治!ジャンクが箱無しの中古品にグレードアップした瞬間でした。

現在も断続的ながら使用中。スキャンだけでなく印字まで可能になったPX-501Aは、あろうことかこれまで使っていたプリンタ(iP2700)を駆逐してしまいました。全く予想外。

 

ここまでだとただの自慢話ですが、当然失敗も何度もしています。以降は失敗例を挙げてみる。

失敗例1・2 JUNKのBTO2台

porcellioscaber.hatenablog.com

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2台とも7000円程度のPCで、トータル15000円弱を無駄にしたことになります。何がいけなかったのか?

まず1台目は購入時点で状態がよくありませんでした。まず中がホコリまみれ。パーツは一式揃っていますが、OSはないし、CPUがE2000番台のPentiumと、古くてスペックも低い。今だとこんなゴミ買うな馬鹿!と自分に言いたくもなりますが、当時は中古を買う行為に慣れていなかったこと、Core2系PCの性能を試したかったことが根底にあります。あわよくばOCを…とも思ったのですが、FSBのOCがロックされたマザーだったので全く遊べず。結局、最初の2ヶ月くらいは動作したものの、そのうち起動途中でフリーズするようになって死亡しました。マザーがイカれたんでしょう。OCする願いが叶ったのはG31M-ES2Lを手に入れてから

2代目も仕様はほぼ同じ、中は比較的きれい、CPUがちょっと新しい、筐体がちょっと違う程度の差です。こっちは使う分には問題ないがCMOS用の電池周りの回路が逝っていた。電池を新品にしても、一度プラグを抜くとCMOSが毎回クリアされるイライラなPCだった。

筐体とCPUマザーHDDなど一応使えるものも手元に残りましたが、それなら言うまでもなく個別に買うほうが安い。しかも旧型のパーツばかり。大事なデータを保存しないので、旧型HDDの性能を補うためRAID0で使う無茶苦茶な運用をしていますが、使用感は決して良くはありません。OSはSSDに入れているので実用上は大丈夫ですが、だいぶ回りくどいし動作するとうるさいです。教訓は残りましたが、完全に大失敗でした。

 

失敗例3 複数

  • 安いからと言ってiPad用のキーボード一体型ケースを買い、「Windowsタブレットでも流用できるかも?」と思い大失敗(iPadじゃないと電源が入らない)
  • 300円のBluetoothキーボードを買ったらすぐスリープになるし途切れまくるしで使い物にならなかった
  • ノンフライヤーを持ち帰るのに自転車に乗ってくる(バックパックに入らない。買い物自体は成功だったが帰りに5km弱を歩くことに)

 

どちらかといえばうまくいった方が多いのですが、手間とリスクを考慮するとメリットとデメリットはどっこいどっこい。大事なのは行程を楽しめるかどうかに懸かっていると思います。面倒を感じるならネットで新品を買うのが一番の近道。 

手間はかかりますが、私は結構好きです。都会で宝探しできるのは楽しい。失敗するリスクもあるけど、うまくいけば高いリターンを得られる。宝くじ買うより、ゲームで有料ガチャ引くよりも有意義だと私は思っています。何よりも自分で見つけたとき、直したの達成感がたまりません。やめられない、実態のあるガチャです。

  • 自分で直せた・通常より安く買えた時の達成感

これも大きな利点だと思います。楽しいですよ!