読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

Ending OK!

懐中電灯が好きなんです

Panasonic QE-QL301

f:id:porcellioscaber:20161126214640j:plain

電池容量 Li-ion min.10,260mAh/3.7V
充電時間 AC電源:約9時間
USB:約24時間
USBポート数 充電用/給電用 1(MicroUSB)/2(USB-A)
USB出力 DC5V 2A(2ポート合計)(1ポートのみ最大1.5A)
本体寸法 約高さ11×幅221×奥行153mm
本体質量 約490g

メーカーサイトより)

Panasonicのモバイルバッテリー。容量に惹かれて約4年半前に買った。定価よりは結構値下げは進んでいたと思うが、それでも5000円程度した記憶がある。

4年前の2012年上半期。ちょうどスマホが本格的に普及し出したちょっと後だと記憶している。世の中のトレンドと自分の認識はずれているかもしれないけれど、自分がW61CAからiPhone4Sに乗り換えた年で、その頃に周りも少しずつスマホに乗り換えていったように思えた。スマートフォンを使うようになって気になるのが電池の持ち。そんなことから、モバイルバッテリーもスマートフォンの普及とともにちょっとずつ需要を増していった。加えて、大規模な停電が起こった2011年の大震災の影響もあるだろう。Wikipediaにも書いてある。

というわけで、このQE-QL301はモバイルバッテリーが普及し始めた頃の製品。形状は今とほぼ一緒で、18650(ノートパソコンのバッテリーパックなどに使われる汎用タイプのリチウムイオン電池。高出力の懐中電灯を使う人ならおなじみ)を数本積んだタイプと、汎用タイプの電池を使わない薄型のものの2つがある。これは後者。18650タイプだと店頭に売っているのは大概2400~5000mAh程度(18650×1~2)だったが、こいつは10000mAhを超えていた。当時は携帯性よりもパワーを求めていたので、わざわざ高くてでかい本製品を選んだ。

 

表面はメタリック調の塗装で、モバイルバッテリーにしては高級感がある。パッと見iPadに見える……かも?

f:id:porcellioscaber:20161126214752j:plain裏側もメタリックな彼

f:id:porcellioscaber:20161126214603j:plainVivotab note 8と比較。薄いと言ってもタブレットよりは厚い

f:id:porcellioscaber:20161126214418j:plainVivotabと重ねてみた図。2cmほどバッテリーの方がでかいのだ

厚さ11mmと見た目通り薄いのだが、見た目通りでかい。8インチのタブレットと同じくらいの長辺。横の長さに至っては8インチタブレットを超えており、いざバッグに入れるとかなり邪魔になる。20L級のバックパックを背負って出かける自分なら収容できるが、普段小さいバッグを使う人だと入らないかも。

f:id:porcellioscaber:20161126214729j:plain側面前方に全インターフェースが集中

f:id:porcellioscaber:20161126214733j:plain

USBポートが2基あり、最大で2Aまで出力できる(2ポート合計、1ポートの最大は1.5A)。今は1ポートで2.4Aまでの出力に対応したパワフルなものもあるが、当時は比較的優れている方だったと思う。iPhoneでの使用を考慮すると1AあればOKだったので自分が使う上での要求は満たしていた。

f:id:porcellioscaber:20161126214738j:plain

残量表示LEDが5つあり、20%刻みで残量を教えてくれる。Panasonicの他の製品だと1灯のLEDが赤緑橙に点灯して約30%刻みで表示するが、より正確になっている。上位機種の風格。

充電はmicroUSB端子から行う。入力電圧は書いていないが、USB電流計の表示だと1.5Aくらいだった。今の10000mAhクラスだと2A充電に対応したものが多いので、ちょっと古いか。

買って4年経ったが、結局これを持ち出す機会はほとんど無かった。大きさを許容して買ったつもりだったが、実際にバッグに入れると非常に邪魔になる。8インチタブレットよりも大きく、重いと携帯には厳しいものがあった。他のモバイルバッテリーより薄くはあるのだが、平たく大きな形状は収まりがよくない。結果、同じ容量・重量でも縦長になる18650タイプの方が取り回しが良いと感じ、後に他のバッテリーを買い足した。

残念ながら、引き出しの中で眠ることになってしまった。家で停電に備えるという意味ではまだ活用法が残されているが、それなら18650タイプの他の製品でもできるわけで、現在の同じ容量の競合品と比較するとメリットを見つけるのは難しい。これの取り柄は「当時基準で」容量が優れていること、出力が優れていることだろう。せめて縦横の寸法を半分にして、厚さを2倍にできなかったのだろうか?もしそれができたなら取り回しが劇的に改善し、大容量枠で一定の評価と売上を得られた…かもしれない。