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Ending OK!

懐中電灯が好きなんです

KLARUS ST15

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f:id:porcellioscaber:20161222183115j:plain• Utilizes CREE XP-L HI V3 LED with a lifespan of up to 50,000 hours
• 4 lighting modes and 2 flashing modes
• Working voltage: 2.5V-8.4V
• Compatible Batteries: 1x 18650 battery with PCB protection or 2 x CR123A batteries (Do not use 16340 batteries)
• Body colour: Black
• Reflector: Smooth reflector
• Switch type: Tactical Tail Switch and Side Switch
• Dimension: (Head diameter)33mm(1.3〃) × (Body diameter) 25.4mm   (1〃) × (Length) 138mm(5.4〃)
• Net weight: 110 g (Excluding battery)
• Material: Aircraft-grade aluminum 6061-T6, Type III hard-anodized
• Waterproof: IPX-8 (underwater 2 metres)
• Lens: Toughened ultra-clear glass with anti-corrosion AR coating

メーカーサイトより)

電池寿命(3.7V 3400mAhの18650使用時):

Turbo(1100lm):1h40min

High(400lm) :5h

Medium(100lm):18h

Low(10lm):210h

CR123A*2または18650で動くKLARUSのライト。1100lmとなかなかの明るさだが、その割に5250円と比較的安価だった。その中途半端な値段のために単体だと送料無料にならなかったのがちょっと歯痒い。

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見た目は地味だが、大きめのヘッドにXP-L HI(High-Intensityの略)を使用している。通常のXP-LにはLED本体にドーム状のレンズが付いているが、HIにはない。機能的な両者の違いは効率と配光。効率は通常のXP-Lが発光効率のランクで3段階程度勝り、1050mAで60ルーメンほど変わってくるらしい。ここまでならただの劣化XP-Lだが、HIは光の直進性が強く、飛距離を稼ぐのに有利になるようだ。

余談になるが、通常のXP-LはHD(High Density)ともいうそうだ。高密度で高効率なタイプと直進性の強い光でよりスポットの強い光を目指すタイプということだろうか。

f:id:porcellioscaber:20161222205715j:plain左から本品、Surefire M2、Eagletac D25C2。全部CR123A*2

f:id:porcellioscaber:20161222210301j:plain地味。起伏がそんなになくてメーカーロゴもヘッドに1箇所しかないからだろうか

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デザインは結構地味。ヘッドがずんぐりした形だからかもしれない。よくある放熱用のフィンが切られていないので、ヘッドの放熱性があまり良くなさそうにも見える。後部にクリップが付いていて、スイッチの周囲にはストラップ取り付け用のリング(取り外し不可)がある。スイッチのストロークは深めで、一時点灯可能。誤操作は減るかもしれないがちょっと押しにくいかも。

f:id:porcellioscaber:20161222210107j:plainクリップ

f:id:porcellioscaber:20161223230634j:plainテールスタンド可

f:id:porcellioscaber:20161222210121j:plainスイッチ周囲のパーツに挟まれたリング(回ります)

f:id:porcellioscaber:20161222210431j:plainタクティカル系のライトにしては珍しく、バッテリーチューブとテールスイッチが一体型になっている。ヘッドを少し緩めると点灯しなくなるのでロックアウトはできる模様。

CR123A*2と18650に対応するが、CR123Aを入れると隙間が大きく、本体を振るとカラカラ言う。接触不良はなく実使用には影響しないが、CR123Aで運用を考えているなら注意。

f:id:porcellioscaber:20161222211117j:plain左D25C2、右本品。SF123Aを入れた様子。最大2~3mm隙間ができた

f:id:porcellioscaber:20161222212416j:plainKEEPPOWER18650(3200mAh)を入れた様子。まだ少し余裕があるが、18650だとぐらつかない

点灯はテールスイッチで行い、モード変更をヘッド側のスイッチで行うタイプ。スイッチを1回押す度にTurbo(1100lm)-Low(10lm)-Med(100lm)-High(400lm)-Turbo……と切り替わる。1秒より長く長押しすると自動でモードがサイクルする。モードメモリーもしてくれる。ダブルクリックした場合ストロボとSOSモードになるので、モード切り替えを急ぐとダブルクリックと認識される場合があるかも。少し時間はかかるが、そんな人は長押しでモードを切り替えるといいだろう。

メーカーの商品説明にもあるように、1100lmの非常に明るいモードだけでなく400、100、10lmの程々の出力を設けているところに好感が持てる。実使用ではパワーがすべてではなく、ランタイムも重要。100lm前後のモードは特に重要だと思う。

スイッチには電池残量表示が付いていて、電源を入れてから5秒間点灯する。緑(70~100%)、橙(30~70%)、赤(30%未満)、赤点滅(10%未満)の4段階ある。残念ながら残量表示は18650の時しか使用できない。電圧が全然違うので仕方ないか。制御回路も18650を念頭に置かれているようで、3V未満で自動的に出力を落とすそうだ。プロテクト回路なしの電池の使用も考慮したのだろうか。

f:id:porcellioscaber:20161222210545j:plain18650優遇ライトですね

約2mの距離からThrunite TN4Aと比較。本当は似たようなリフレクター形状のライトと比較したかったが、XP-Lで1000ルーメンクラスのものがそれしかなかったのでご了承願いたい。ホワイトバランスの設定を忘れたので色はあてになりません。目視だとST15の方が白っぽく、TN4Aは黄色っぽいです。

ISO100、F2.8、両者ともシャッタースピード1/80で比較

f:id:porcellioscaber:20161223200141j:plainST15(1100lm、XP-L HI)。中心がかなり明るいです

f:id:porcellioscaber:20161223200307j:plainThrunite TN4A(1150lm、XP-L)。周辺光がひろーい!

以下シャッタースピード1/320

f:id:porcellioscaber:20161223200116j:plainST15。スポット部はさらに2段階の明るさに分かれている

f:id:porcellioscaber:20161223200321j:plainTN4A。ST15ほどはっきり分かれてはいない

XP-L HIのためかスポットの強い配光になっている。飛距離重視の自分としては嬉しいところ。TN4Aとリフレクターの深さは変わらないが、かなり飛ぶ。

次は約80cmから。ISO100、F2.8、1/640

f:id:porcellioscaber:20161223200510j:plainST15。中心が飛んでいる

f:id:porcellioscaber:20161223200701j:plainTN4A。広角なので右下の物が写っている

f:id:porcellioscaber:20161223200907j:plain床に置いて撮影。TN4A(右)の広さが際立ちます

20℃前後の環境で2分程度フルパワー点灯したが、それなりに熱を持つ。ボディが大きくないので長いこと点けていると熱くなってくるだろう。一応過熱保護機能はついている。高出力のモードである程度高温になると出力を落とすらしい。説明書には"Smart ITS Temperature Control System"の名前で紹介されている。

 

XP-L HIの特徴が生きたスポットの強いライト。デザインはちょっと地味だが、性能面では高いパフォーマンスを見せてくれる。値段も比較的安価で優秀。

一方で18650ではなくCR123Aで使う場合は電池が揺れる・バッテリーインジケーター使用不可という欠点がある。明るさは変わらないと思われるが、一次電池だけを使う人にとっては少し魅力が薄れてしまうかも。性能重視だとどうしても18650が有利になるので仕方ないところか。

f:id:porcellioscaber:20161222183410j:plainおまけ:ヘッドには「ST11」と書かれていた。ST11はST15の旧製品にあたり、形状も似ていることから一部のパーツを流用しているのかもしれない。